飲食店でなぜキャンセル料がかかるのか?

最近、自分の周りで、飲食店やイベントの「当日ドタキャン」「キャンセル料の不払い」の問題が多く発生しているような気がします。

 

「自己都合でキャンセルの場合はキャンセル料がかかるのが当然」というのが、多くの人の一般的な感覚だと思います。
しかし、一部には「どうしてサービスを利用してないのに、料金を払わないといけないんだ?」と考える人も、いるのではないかと思います。
 
 
キャンセル料が発生する理由が、以下のブログ記事に分かりやすく書かれていました。

「どうしてキャンセル料を払わないといけないの?」
http://wachi.hatenablog.com/entry/2016/04/14/105735

 

(以下、ブログ記事の一部引用)
 いったん成立(合意)した契約を一方的に破棄された場合、された側には「債務不履行による損害賠償請求権」が発生します。

要するに、一方的に約束を破られたことによって生じた損害(損失)を破った側に請求することが出来るのです。

飲食店のキャンセルの場合、発生する損害は「販売機会の損失による逸失利益」「その予約のために仕入れた食材の原価」「その予約のために手配したアルバイトの人件費」などが考えられます。
(引用ここまで)
 
 
すごく分かりやすい説明だと感じました!
 
 
サービスを利用する立場の人は、キャンセル規定を事前に確認し、万一やむをえない事情がありキャンセルの場合は、丁寧に事情を説明して謝罪し、自分からキャンセル料支払いを申し出るべきだと思います。

 

また、サービスを提供する立場の人は、キャンセルポリシーや「なぜキャンセル料が発生するのか」の説明を加えることで、「キャンセル料は払わなくてもいいもの」と考える人を、減らしていけるのではないかと思います。