効果的な質問のポイント。<人>ではなく<事>に焦点を当てよう。

以前参加したセミナーで、「効果的な質問」と
「効果的ではない質問」の違いを学びました。

効果的な質問とは、
「相手は問題を解決する力があると信じている」
「成果が出ないのは行動の選択が適切でないからだ」
「正しい選択で必ず相手は問題を解決できる」
という前提に立った質問です。

効果的な質問と、そうでない質問の例を挙げます。


◆効果的ではない質問の例:<人>に焦点が当たっている
「どうして君は結果を出せないんだ?」

この質問では「結果を出せないのは、相手に能力がないからだ」
というメッセージが伝わります。
質問された側も「責められている」ように感じてしまい、人間関係が悪くなります。


◆効果的な質問の例:<事>に焦点が当たっている
「結果を出すためには、何が必要だろうか?」

この質問は「相手には結果を出す能力がある」という前提に立った質問です。
この質問をされた側は、結果を出すために必要な行動を自発的に考え始めます。


振り返ってみると、最近の自分は、自分自身に対して
「どうして自分はあの時、○○をしてしまったんだろう?」と
いうような質問を、してしまっていたように思います。

「問題を解決するために、これから何ができるんだろう?」というように、
<人>ではなく<事>に焦点を当てた質問を、自分に対してもしていきたいです。