プログラミング初心者に「Ruby on Rails」をお勧めする3つの理由

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Java,Ruby,C,Python,JavaScriptなど、世の中には多くのプログラミング言語があります。
さらに、それらの言語に対して、いろいろなフレームワークがあります。

プログラミングの初心者にお勧めしたいフレームワークの1つに、
Ruby on Rails」があります。
学習コストが低い割に多くの事を学べる、初心者に人気のフレームワークです。
本記事では、なぜお勧めなのかを詳しく説明します。

プログラミング言語Rubyとは

Rubyプログラミング言語JavaPHPなど)の1つです。
他の言語に比べて、非常にシンプルでソースコードを書きやすいという特徴があります。
しかし、速度が求められる場合にはJavaC言語の方が重宝される場合もあります。

Ruby on Railsは先ほど解説した通り、Webアプリケーションフレームワークのことです。
フレームワークRuby on Railsは、プログラミング言語Rubyで作成されています。

このフレームワークで開発されている代表的なサービスが「CookPad」や「Airbnb」など。
どちらも、多くのユーザーが名前を知っていて、また実際に利用されているWebサービスです。

プログラミングの初心者に「Ruby on Rails」をオススメする3つの理由

1.動くアプリケーションが比較的簡単に作れる

プログラミング未経験者はJavaの学習で挫折しやすい

私は最初、JavaでWebアプリケーション開発の勉強をしていました。
当時在籍していた会社では初心者向けの研修がなく、
私はWebスクールでJava初心者向けの研修を受講していました。

しかし、Java開発スキルがなかなか身につかず、途中で挫折。
JSP」「サーブレット」などはまっさらな状態から書かなければいけない箇所が多く、基礎知識がない状態では理解できないためです。
自分でコードを書くのは本質を理解する上で大事ですが、初心者にはそもそもコードを書くスキルがないために、最初の段階で挫折しやすいです。

Rubyは初心者でも達成感を得られやすい

Ruby on Railsではコマンドを実行すると、ある程度自動でWebアプリケーションが作成されます。
「HTMLのこの箇所を変えると、アプリの表示がこう変わっている!」
というように、開発が進んでいることを実感しやすいです。

どういう形であれ、「自分で機能やページを作成できた!」という喜びや達成感が、
勉強する上でのモチベーションにつながります。

2.教材が豊富にあり、自主学習がしやすい

日本語の教材が多言語に比べて豊富

他の言語に比べて、初心者でも0から独学で勉強するための教材が多いのが特徴です。
有名なものには「Railsチュートリアル」があります。

エラー解決のヒントがWeb上に多くある

また、Railsの環境構築などで躓く箇所は、他の人も同じように躓いています。
そのため、エンジニアのブログ記事や「Qiita」などの記事を調べれば、
「こうすれば解決できる」という解決策が多く出てきます。

3.「設定より規約」という原則がある

初心者でもコードを書きやすい

「こういう場合にはこうすべき」というマニュアルが、Railsではすでに決められています。
例えば「RubyのコードはできるだけViewではなく、ControllerかModelに書く」などです。
そのため、初心者でも質の高いコードを書きやすくなっています。

コーディング規約に関するドキュメントも多くある

例えば「if文の中はスペース2個分空ける」というような、一般的な規約があります。
規約に沿ってコードを書き続けることで、「読みやすいコード」を再現することができます。

まとめ

上記3つの理由から、私はプログラミング初心者に「Ruby on Rails」を勉強するのを勧めます。
Railsチュートリアル」などの自主学習可能な教材で学ぶことで、
基本的なWebアプリケーションやデータベースに関しての理解が深まります。
「プログラミングに興味はあるけれど、何から始めていいかわからない」という方は、まずRuby on Railsから始めてみてはいかがでしょうか。